阿寒湖沼群 後編

阿寒湖沼群探勝会後半です。

ところで、様々な湖を巡っていますが、
その度に湖水のPH値を図って
水質の違いを確認しました。
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前半のひょうたん沼、阿寒湖、太郎湖は中性の湖でした。
後半はどうでしょうか!?
まずはオンネトーへ。
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青い空に青い湖ー」ですがちょっと別のところからオンネトーを
見てみましょう。
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あることが作用して緑色に
湖水色が変化しています。
うーん、このあることってなんでしょうか?
答えは少し上流にある「錦沼」です。
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黄色い沈殿物がわかりますでしょうか。
この錦沼は要約すると鉄を含んだ酸性沼で、ここから水が流れて
オンネトーは青+黄色=緑で少し緑っぽい色の湖水の色をしているようです。
生えている植物も酸に強い植物で今までとみるからに違いますね!
という訳で阿寒湖周辺のそれぞれの湖沼の違いを知ることができました。
昔1つの湖だったところが、噴火で分断されて、これだけ各々オリジナルな
湖沼が形成されていっているところに本当に驚かされました。
将来この阿寒湖沼群が世界遺産となりますように、陰ながら応援します。

阿寒湖沼群 前編

みなさん、こんにちは。

先週は、霧フェスで盛り上がりましたね!

そんな中、私は阿寒湖畔エコミュージアムセンター
のイベントに参加してきました!
誤解されている方もいらっしゃいますが、
阿寒湖温泉街は「釧路市」にあるんですよー。
阿寒バスで日帰りでも行けちゃいます。
そして実は
「阿寒湖周辺の小さい湖沼も凄いらしい!!」
との噂を聞きつけ、このイベントに参加したのでした。
さあなにがすごいのか!?
双湖台からスタートです。
ペンケトーパンケトーがこちらから見えます。

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解説は釧路市教育委員会の尾山学芸員。
ここでいきなりこの阿寒湖沼群のすごさがどーんと
わかります。

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阿寒湖を含めこの付近は
「昔々一つの大きな旧阿寒湖が
複数の噴火活動によって分断され、
ほぼ同時に17もの湖沼群に分かれたにも関わらず
流域面積や湖面積の違い、環境などよって
各々多様な湖沼遷移とをたどっている世界でもとーっても珍しい
(ここだけかも?)地域」というのです。
(湖沼遷移とは→湖や沼っていうのは、
貧栄養湖から有機物や堆積物により富栄養化を辿って
湿地→森林となっていくという過程のことだそうです。)
という訳でその湖沼の違い、
そこからもたらされる生態系の違いを
湖ごとに見ていきます。
その前に、この方もご紹介せねば。
「阿寒湖畔エコミュージアムセンターの名物ガイド
野竿さん」です。

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この方の漫談のような!?くすくす笑えてためになるガイドは
書き出したいくらい面白かったのですが、
是非是非、現地ボッケガイドなどで体感してみて下さい!!
さてまず、ひょうたん沼から
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水深が浅いため、湿地化への過程が見られる場所です。
続いて、ここから徒歩5分ぐらいのところ。
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この辺りから出た化石や水辺を好むような植物が生えていることから
過去は湖沼だったとわかる場所です。
湖沼遷移の最終形かな?
ここまでくると教えてもらわないと気づきません。
続いて阿寒湖滝口。
この滝口は、噴火による「岩石なだれ堆積物」でできた地形で
阿寒湖の中でもここだけ景観が違います。

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阿寒湖は人為的に富栄養化が進行した湖とのこと。
ここから少し山を登り太郎湖です。

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阿寒湖の水が流れてきている場所なので、
こちらも人為的な富栄養化が進行した湖で
外来種、ウチダザリガニによる生態系への影響も受けている場所とのことです。
とのことで、後半に続く。

霧フェス

みなさんこんばんは。

今日と明日は、釧路が揺れます!
その名も「霧フェスティバル」!
霧というマイナスイメージを逆に良いものととらえ、
スモークがかかった野外空間に色とりどりの
レーザー光線による演出と、ビートな音楽で
あなたの脳天を揺さぶります。
さっそく22日(金)初日のレーザーショーが行われましたので、
行ってきました。
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いよいよ始まりました!
頭上をレーザー光線が飛んで、
激しいサウンドが鳴り始めます。
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途中、あんな曲・こんな曲とテクノポップな曲が流れ
頭上をいろんなレーザーが形を変えて通過していきます。
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そしてラストはやっぱりあの曲でしょ!
というような訳で御馴染みの曲で盛り上がって終わりました!
さあそれはなんでしょう!?(笑)
という訳で是非この異空間にいる感覚を現地で味わって下さい。
23日(土)19:00より霧のレーザーショーそして、DJによるパフォーマンスもあります。
※今日ざっと見たところ、レーザーショーの始まる1時間前には
 すでに、近隣の駐車場はすべて満車でした。
 足をお運びの際にはぜひ公共機関を利用いただくとよいかと思います。

カヌー練習

みなさん、こんにちは。事務局のタカハシです。

みなさんにお伝えしたいイベントは山ほどあるのですが
ちょっと最近イベント告知が続いておりましたので、
今日は休日に体験したカヌー講習のことについて
お伝えしたいと思います。
場所は塘路湖。
今回は釧路市内のカヌーショップの平岩さんの指導を受けます。
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陸地でまずはカヌーの基本とパドルの操作方法の練習。
カヌーに乗る際一番重要なのが救命胴衣の装着です。
この救命胴衣は、いざ川に落ちた際に落ちた反動で
すぽっと抜けてしまう場合もあるとのことで、
体に密着させましょう。
オールの漕ぎ方は、前進するだけでなく
バック、左回転、右回転、右寄せ、左寄せと
様々な方向へ漕ぐ練習をしました。
そしてさあ、いざ出廷!
カヌーに乗った際には、カヌーが
左右に揺れることのないよう、体の中心をきちんと意識して
男性は膝を広げてカヌーの両側の端へ押し当てると
下半身がカヌーと一体となって操作しやすいとのことです。
午後は細岡に向けて塘路湖を出発。
アレキナイ川を下ってさらに進んでいきます。
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途中急流を横切る場面などがあり、また木にぶつかりそうになることも。
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そんなときは激が飛びますが、これも安全のため。
必死に漕いで、乗り切ります。
でも、最後の方はカヌーの舵取りも慣れ、鳥のさえずりや
湿原の風景もゆっくり眺められる余裕ができました。
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最後細岡に無事到着してほっと一安心。
が…すでに腕と肩がパンパンになりました。
実際のカヌー体験ガイドではちゃんと経験豊富なカヌーガイドが1名乗船するので
安全にも配慮していますし必死に漕いだり舵取りをすることはないのですが、
余裕そうにしていて、こんなにカヌーガイドさんは裏で大変な作業をしていたのだなと
身をもって知るいい機会となりました!!

「釧路湿原の『スゲ』観察会」

みなさん、こんにちは。

事務局のタカハシです。
今回は6月のお話しになりますが、
「釧路湿原の『スゲ』観察会」に行ってきましたので、
その時の内容をお伝えしたいと思います。
ちなみにみなさん
スゲって何か知っていますか?
いや分からないといったあなた!
実は湿原を歩いているときに絶対出会っている
草なんですよ。
有名なのは「やちボウズ」ですが、
ヤチボウズの正式名称は「カブスゲ」って言います。
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まあるく見えるのが、ヤチボウズですが、ヤチボウズはスゲが密集して生えていて、
博物館に行くと、ヤチボウズの断面を見ることができます。
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ちなみに、似ているのですがスゲとイグサは、茎に違いがあるようです。
茎が丸いのがイグサで、茎が三角になっているのはスゲのようです。
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温根内木道を歩くと、たくさんのスゲに出会うことができましたので、
ここで一挙ご紹介します。
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太い草が特徴のヤラメスゲ。
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茶色い小花をつけているので、「クリイロスゲ」。
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小さい黄緑の花をつけているのが、「イッポンスゲ」。
ちなみに、栄養が少ない土地に生えるため、効率性重視の華やかさがない
花とのことです。
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三角形をしているワタをつけているのが、「サギスゲ」。
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大きい花をつけているのが、「オオカサスゲ」。
 
うーん、こうやってじっくりみると少し違いがわかりますかね(笑)
 
ぜひ湿原に行かれましたら、足元の草にも注目してみてくださいませ。