北海道つながるツアー@釧路

釧路湿原展望台

皆さま、首都圏で開催されている「北海道とつながるカフェ」というイベントはご存知でいらっしゃいますか?

「北海道とつながるカフェ」は、関係人口の創出・拡大を目的に北海道の様々な地域から色々な仕事や暮らしをしている方々をゲストにお招きし、 リアルなライフスタイルを紹介することで北海道をより身近に感じることができるイベントです。

そのつながりをもとに、情報発信能力があって北海道に関心のあるライターさんを北海道にお招きし、暮らすように旅をするイベント「北海道つながるツアー」を行い、その内容を報告していただく「北海道ともっとつながるカフェ」というイベントが2/22(土)を東京都のT I M E S H A R I N G 秋葉原であります。

北海道ともっとつながるカフェ

今回はライターで地域ジャーナリストの甲斐かおりさんが来釧し、当方より釧路湿原展望台にて釧路湿原を案内し移住施策等の釧路市の取り組みについてご説明ののち、甲斐さんと移住・関係人口創出施策に関する意見交換をしました。

その時の様子を皆さまにご紹介します。


まずはじめにライターの甲斐さんを、釧路湿原展望台の展示室をご案内しました。

釧路湿原展望台

幻の巨大魚「イトウ」が泳いでいたり、「タンチョウ」のはく製があったり、小鳥の鳴き声が種別でわかる装置など釧路湿原を形成する動植物の展示物を見学しました。

幻の魚イトウ

特に「シマエナガ」に興味深々の様子でした。

小鳥のさえずり装置の前で

展望室では、広大さゆえによくサバンナに例えられる釧路湿原があまりにも広くてびっくりした様子でした。

釧路湿原展望台3階展望室

その後、寒さに震えながらも、釧路湿原のサテライト展望台に続く遊歩道を歩きました。

釧路湿原遊歩道

遊歩道を歩いていると、シジュウカラやゴジュウカラなどの小鳥がくるくるせわしなく動く様子を見ることができました。またキタキツネやエゾシカ等の動物の足跡があちらこちらにあり、その姿を見られませんでしたが、動物の気配を感じることができました。また散策中、釧路湿原の植生や、アイヌ文化、釧路湿原の成り立ちなど甲斐さんにご説明し、本州との自然・文化の違いを肌をもって感じていただけた様子でした。

20分ほど歩き、サテライト展望台に到達しました。

サテライト展望台の様子

続いて、釧路湿原展望台のレストラン「憩(いこ)っと」に場所を移し、長期滞在・移住に関する釧路市の取り組みについてご紹介いたしました。

釧路市の移住施策の説明

特に、釧路市の長期滞在者への取組に二地域居住者の甲斐さんは大変興味を示しており、「ある意味ここまで割り切って長期滞在に特化した取組を行っている事例は大変珍しくて面白いし、先行事例として紹介していきたい。」と仰っていました。

甲斐かおりさん

また、最近の移住希望者について「初期の移住施策では、単純に田舎に行って自給自足の生活をというようなストイックな生活を求めて田舎に行く人が多かったが、最近は、ゆるやかに楽に生きる手段として田舎の生活にあこがれてというような、目的がふわっとしている移住希望者が多いように感じる。」とおっしゃっていました。

釧路市の移住施策について「どういった移住施策が有効か一概には言えないが、最近の若者はネットですべて完結するぐらい、情報をネットから取るのが主流になっている。人に相談するのはハードルが高いので、仕事情報も住宅情報もすべてネットで完結するシステムにするとよいのではないか。うまくいっている自治体を見ると例えば住宅情報もただ載せるのではなく、その住宅から通える学校や医療施設の案内など生活が想像できるように情報を移住サイトに載せている。移住サイトの充実化とSNSでの情報発信を組み合わせて移住者を誘致するとよいのではないか。」とアドバイスをいただきました。

また釧路市の印象や強みについて「今まで釧路市を訪れたことはなく名前のみ知っている程度だが、訪れてみると、釧路市は文化施設や医療施設等ある一定程度の都市機能があり、田舎ほど田舎ではないがすぐ近くに自然があることから、あまり生活スタイルを変えずに田舎に行きながらも都会的な生活ができるという良さがあるのではないか。そこが今の移住希望者とマッチする。」とおっしゃってました。

そのため効果的な移住施策のひとつとして「学生の頃にその街を観光等で一度でも訪れていると、その街の移住についてハードルが低くなることから、何か学生をくしろ地域に呼びこむ取組を行ってみてはいかがか。周辺自治体と助けあいながら移住施策を進めていくのがよいのではないか。」とアドバイスをいただきました。


もっといろいろと伺いたいところではありましたが、あっという間に時間は過ぎていき残念ながら意見交換は終了となりました。甲斐さんの著書を拝読すると、「何を大切にして生きるか」という取材対象者の目的や生き方を紹介されていましたが、釧路市でなにをするかという、生活が具体的に想像できるような情報発信や移住者サポートを行っていく必要があると感じた半日でした。甲斐さんありがとうございました。

お時間がありましたら、2月22日(土)甲斐さんの釧路旅の報告を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

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