【ご報告】花咲線沿線の知られざる魅力満喫!厚岸・浜中の旅

別寒辺牛湿原を走る花咲線(2020年9月4日撮影)

ツアーのご報告

先日、2020年9月2日に「花咲線の知られざる魅力満喫!厚岸・浜中の旅」というモニターツアーを実施しました。当日はあいにくの天候でしたが、ツアー中の様子をご紹介いたします。

まず釧路駅の列車前でご当地ゆるキャラ「つるまる」が参加者をお出迎えしました。8:18分に釧路駅を発車し、浜中町の茶内駅へ向かいました。

つるまる

ビジネス研究会事務局より開催のご挨拶ののち、JR北海道釧路支社の阪内氏から「花咲線の魅力」について、解説していただきました。厚岸駅に行くまでの間、エゾシカが近くを通るため時折列車は減速していました。ご参加いただいている長期滞在者の皆さまと釧路市民の皆さまの交流ということで、それぞれ2~3名ずつに、ツアーで楽しみなところや住んでいるまちのPRしたいところなどを発表していただき親交を深めました。

JR職員からの説明

また、釧路市立博物館の石川学芸員が講師となり、花咲線の歴史についてご説明しました。

石川学芸員の説明

加藤学芸員からは、別寒辺牛湿原の植生や霧多布湿原の特徴についての説明がありました。

加藤学芸員の説明

列車は厚岸湾のきわや別寒辺牛湿原の中を通る時には減速走行となり、ゆっくりと車窓からの風景をお楽しみいただきました。みなさん、車窓からの風景をカメラで撮影していました。ダイナミックな景色に、皆さん一様に感動していました。

車窓からの眺め

別寒辺牛湿原では、車窓からタンチョウや水鳥の姿を見ることができました。

別寒辺牛湿原

茶内駅では、浜中町役場の皆さんが横断幕を持って参加者をお出迎えしました。

浜中町役場の皆さん

特に、ゆるキャラの「コブダッシー」くんは、皆さんに大変人気がありました。

「コブダッシー」君

茶内駅では、石川学芸員による酪農と簡易軌道についての解説がありました。タカナシ乳業の建物を見ると当時の面影がまだ残っていました。簡易軌道に代わり牛乳を運ぶようになったタンクトレーラーが、タカナシ乳業の入り口で計量している様子を観察することができました。

茶内駅

その後、霧多布湿原センターの会議室に移動し、センターの辻学芸員から浜中町の紹介や霧多布湿原についての説明を受けました。特に霧多布湿原は場所によって植生が違い、多種多様な野鳥や野花が見られるとの話が印象的でした。

霧多布湿原センター会議室での講義

長期滞在者からの要望が多かった霧多布湿原の木道散策では、2グループに分かれて秋の野花や野草を観察しました。季節によって咲いている花が違うため「他の季節にも訪れてみたい。」という感想を持たれた方が多くいらっしゃいました。霧多布湿原センターを出る際には、浜中町からのお土産として、焼き昆布をいただきました。

霧多布湿原散策

浜中町役場の佐々木さんからバスの中で湯沸岬等の観光地について紹介がありました。10月から茶内駅―霧多布湿原ゆうゆ間の市内バス循環が始まるとのご説明をいただきました。

浜中町役場からのご説明

湯沸岬に到着しましたがあいにくの雨でした。残念ながらラッコは見られませんでしたが、湯沸岬灯台や浜中の海岸線を眺めることができました。

湯沸岬散策

その後、厚岸味覚ターミナル・コンキリエに向かいました。こちらでも厚岸町役場の皆さんによる熱烈な歓迎を受けました。

厚岸味覚ターミナル・コンキリエ

厚岸町のゆるキャラ「うみえもん」と「オーイ☆スター君」が出迎えてくれました。「うみえもん」の体は厚岸町の特産品からできているそうです。みなさん知らなかったようで、驚いていました。

「うみえもん」と「オーイ☆スター君」

厚岸町役場の皆さんより厚岸町の魅力についてご説明いただきました。10月より発売予定の700ml新サイズボトルの厚岸ウイスキーについてなど、厚岸町の魅力をご説明いただきました。また厚岸町では来年から体験移住のためのおためし住居の提供が開始されることや、ふるさと納税についてもご説明があり、長期滞在者の皆さんは強い関心を持たれていました。厚岸町からは牡蠣最中のお土産をいただきました。

厚岸町職員からの説明

昼食終了後、各オプショナルコースにご参加いただきました。

コース① 「試飲付き厚岸ウイスキー講座」

厚岸味覚ターミナル・コンキリエの大磯さんより、厚岸ウイスキー誕生にまつわる歴史や、今まで発売された厚岸ウイスキーの特徴について解説をいただきました。その後2種類のウイスキー(厚岸ニューボーン1、厚岸ウイスキー「サロルンカムイ」)を試飲しました。参加者からは、「厚岸ウイスキーを入手するにはどうすればよいのか」といった質問や、「気になっていたウイスキーの試飲ができてよかった。」など喜びの声も寄せられました。

コース② 「国泰寺・愛冠岬見学」

バスで国泰寺へ向かいました。国泰寺では厚岸町の菅原学芸員よりご説明をいただきました。国泰寺は蝦夷三官寺のひとつで、北海道では大変歴史の古いお寺とのことでした。また境内地には仏牙舎利塔や町指定天然記念物の「老桜樹」もあり、みどころ満載でした。

菅原学芸員ご説明

その後、愛とロマンの愛冠岬へ向かい、参加者は「愛の鐘ベルアーチ」の鐘を鳴らしたり、勇壮な景色をバックに記念写真を撮ったりしました。

愛の鐘ベルアーチ

愛冠岬からは、大黒島、小島もうっすら見えました。また周辺にたくさんのエゾシカがおり、参加者はエゾシカの群れも写真に収めていました。

愛冠岬からの眺め

帰りの乗車時、厚岸町役場の皆さんが横断幕を使ってお見送りしてくださいました。

厚岸町役場の皆さん

帰りは一般客との混乗となりました。アンケート回収後、加藤学芸員が作成した乗車証明書を配布し、釧路駅で解散となりました。

乗車証明書

参加者の声

参加者からはモニターツアーに関して以下のような感想をいただきました。

・海岸線からの風景、厚岸湖や湾がすぐ近く車の中からとは違った風景が見られ、よかったです。

・各自治体のプロによる説明が、的確・詳細で興味深かった。

・列車の旅の楽しさを認識した。

・学芸員さんの専門的な話がよかった。

花咲線に関してのご意見

参加者からのご意見として

・湿原や海岸沿いなど、車では見ることのできない大自然を満喫できるこの線区。維持困難とは思いますが、何としても残していただきたいと思います。

・存続出来るように、関西のツアー客をを呼び込めばよいのではないか。(バス・列車に食をつけたもの)(修学旅行含む)

等々のご意見をいただきました。

再訪について

・町の方々の丁寧な対応に恐縮でした。今度は春に来たいです。

・あいにくの天候でゆっくり散策できなかったので、是非また来てみたいと思います。

等々の意見がありました。

当日は、スケジュールがきつきつだったため、あまりゆっくりと滞在できませんでしたが、ぜひJR花咲線を利用して再訪いただけれは幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。