みなさん、こんにちは。くしろ長期滞在ビジネス研究会事務局です。
本日は釧路市内の企業で働きながら移住体験をする「くしろお試しワーキングホリデー」という事業に2名の方が参加されたのでその様子をご紹介いたします。
一人目は星野さんです。星野さんは、東京出身で大学を卒業後、都内で様々なアルバイトを経験し、将来の移住先を検討する中で「北海道へ試しに行ってみたい。」ということでこの「くしろお試しワーキングホリデー」に参加しました。9月19日(木)から釧路市での滞在が始まりました。まずはオリエンテーションにて滞在中のスケジュールや注意事項を説明し、さらに釧路市の概要や、観光・商業施設情報をパンフレットを使って説明しました。ちょっと緊張気味の星野さんでしたが、「釧路市には旅行で1度訪れたことがあり、楽しみにしていた。これから2週間よろしくお願いいたします。」とのこと。
その後、今回お世話になる市内IT企業「(株)サンエスマネジメントシステムス」に挨拶をしに行き、次の日から2週間、就労していただきました。
就労中は、中標津や弟子屈、阿寒湖温泉街など遠方の営業先に同行したり、事務補助作業やパソコン入れ替え作業に携わっていたとのことでした。「牧場に行った際にはIT技術により牛舎がテクノロジー化されていることに大変驚いた。また隣町への移動距離が長くてびっくりしました。車は生活手段の一部で持ってないと生活が大変ですね。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
また釧路の食の魅力を感じていただこうと、9月25日(水)夜にはフィッシャーマンズワーフMOOに隣接しており、幣舞橋を眺めながら海産物を炭火焼で堪能できる「岸壁炉ばた」を体験してもらいました。
「炉端焼きを囲ってというスタイルがコミュ二ケーションを取りやすく、参加者とほど良い距離間で会話ができて楽しかった。」とおっしゃっていました。
休日の9月28日(土)には釧路の自然の魅力を感じていただくため、釧路湿原を歩きながら景観を楽しむことができる温根内木道を散策してもらいました。
釧路湿原の広大な景色を見て東京生まれ東京育ちの星野さんは「このような自然が近くにある環境で仕事ができたら最高ですね。」とのこと。
この日の昼食では釧路の海産物を楽しむため回転寿司に行きました。
回転寿司のネタにクジラがあったり、ホッケ、いわし、サンマという「漁業のまち」くしろならではのネタに驚かれていました。また「回転寿司店で食べるザンギが美味しい。今まで食べてきた回転寿司の中で断トツ一位で美味しい。回転寿司のクォリティーが高い。」とおっしゃっていました。
また星野さんは御朱印を集めるのが趣味のため、鳥取神社も参拝しました。
その他、星野さんは独自にラーメン店や、蕎麦屋に行っていました。「ラーメンはあっさり系の醤油味がオーソドックスで美味しい。」とのことでした。また蕎麦の麺が緑色をしていることに驚いていたり、「かしわ抜き(鶏肉を使用したつけ汁)が非常に美味しかった。」とおっしゃっていました。
2週間のプログラムが終了し、「釧路のまちは新鮮な海鮮料理を中心に何をいただいても美味しかった。釧路は港町の素晴らしさと自然の素晴らしさが絶妙なバランスで調和されている。子育てもしやすいはず。ぜひ将来は釧路市に移住したい。」とおっしゃっておりました。星野さん、2週間という大変短い期間ではありましたが、釧路市にお越しいただきありがとうございました!!