くしろお試しワーキングホリデー②

みなさん、こんにちは。くしろ長期滞在ビジネス研究会事務局です。

釧路市内の企業で働きながら移住体験をする「くしろお試しワーキングホリデー」という事業に2名の方が参加されたのでその様子をご紹介いたします。

二人目は石川県出身の笠谷さんです。笠谷さんは、長らくケアマネージャーとして介護の現場で働いていましたが、地域に根付いた福祉に興味があり、様々な地方の暮らしを見たいとのことで、退職して鹿児島県トカラ列島宝島に一定期間暮らしていたそうです。さらに別な地域を見てみたいとのことでこの「釧路お試しワーキングホリデー」に参加しました。

釧路空港到着

笠谷さんが釧路に到着した10月7日(月)は寒い日で、「ひんやりした寒さに驚きました!」とのこと。釧路が初めてとのことで「2週間色々なところに行って様々な人とお話しをしたい!」とおっしゃっているのが印象的でした。

その後、今回お世話になる市内IT企業「(株)サンエスマネジメントシステムス」に挨拶をしに行き、翌日より就労していただきました。

就労中は、阿寒湖や摩周湖、美幌、屈斜路湖、アイヌコタン、鶴居村など釧路管内の営業先に同行し様々な場所を訪れたようです。

就労中の笠谷さん

今回も釧路の自然と食の魅力を感じていただこうと、岸壁炉ばた体験と釧路湿原探勝を体験してもらいました。

岸壁炉ばた体験
釧路湿原散策

岸壁炉ばたは「色々なガイドブックに載っていたため、体験したかったことのひとつでした。」とのこと。また釧路湿原はちょうど紅葉シーズンで、「色とりどりに木々が色づいていたため歩いて気持ちよい。」とのことでした。

釧路湿原探勝

最後に笠谷さんから2週間のプログラムの感想をお伺いしました。

「釧路地域の福祉の状況に興味がありました。今回釧路市役所で働く国際業務調整員の小竹さんのお話しを聞き、多文化共生の考え方を聞けてよかったです。今後福祉の分野も多様性が必要になってくると感じました。また鶴居村を訪れた際には、大阪から移住された服部夫妻の起業体験やそこでワーキングホリデーで働いている香港の男性、下川町で地域おこし協力隊からハーブの会社を立ち上げた女性たちから直接お話しを聞くことができ、将来的に地域で独立型の社会福祉士として活躍したいという思いを強くしました。」とのこと。2週間はあっという間にすぎ、もうすこし長く釧路に滞在したかったようです。

笠谷さんありがとうございました。また機会がありましたらぜひ釧路にいらっしゃってくださいね!!

 また、この事業の推進にあたり就労先として「(株)サンエスマネジメントシステムス」様には大変お世話になりました。参加者2名とも「暖かく受け入れて下さりとても嬉しかった。」と感謝の言葉がありました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

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