移住するにあたって気になるくしろの子育て環境(小学校入学前)について、体験をもとにお伝えします。
釧路市の保育園等
子育て環境で最も重要視するのが、認可保育所などの施設が充実しているかどうかではないでしょうか。
釧路市の保育所の数は以下の通りです。(※令和3年4月現在)
・保育所等 14カ所
・幼稚園 14カ所
・認定こども園 27カ所
子どもの預け場所について、都市では預ける場所に困る、もしくは田舎だと選択肢がないという話をよく聞きますが、釧路は特定の施設にこだわらなければ自分のニーズに合う施設をある程度選ぶことができるまちです。
また子育て支援拠点センター等の子育て支援施設も充実しております。ママたちの発育相談に対して専門職員が親身に対応しています。
釧路市子育てネットワーク「Haport」
同世代の子どもを持つ親と交流をもてると、さまざまな情報交換をしたり助け合ったり何かと心強く感じます。「くしろ子育てネットワークHaport」では、子育て情報誌の発行の他、おさがりマーケットやお悩み相談会など様々なイベントを開催しており、子育て中のママたちとコミュニティーやつながりを持つことができます。
病院・医療
釧路市内には複数の小児科医院があります。ワクチン接種や風邪の際は子供の様子をみて、どこの医院を受診するか選ぶことができます。また、地域の基幹病院である釧路市立総合病院にも小児科があります。釧路市立総合病院では、風邪等の一般的な疾病の他、難病、遺伝疾患など幅広く診療を行っています。NICU (新生児集中治療室)や救急外来にも対応しているため、「重篤と判断される場合は昼夜問わず対応してくれる病院がすぐ近くにある」という安心感があります。
そして、釧路市には乳幼児等医療助成制度(※所得制限あり)があります。0歳から小学校入学前の子供の入院・通院の際かかる自己負担額を全額助成しております。「医療費を払わなくてよいのは大変ありがたい。」という声をいただいております。
動物園
子供たちの遊べる場所が多いこともまた一つの魅力です。
釧路市街地から車で45分の場所に釧路市動物園があります。
子供に人気のキリンやライオン、ペンギン、レッサーパンダをはじめ様々な種類の動物の生態を近くで見ることが出来ます。特におすすめなのが北海道に住む猛禽類たちです。鋭い目と爪をもつタカやワシの姿は勇ましくてかっこよく、フクロウはシルエットが丸く目が大きいため可愛く見えるため、どちらも子供たちに人気です。また夏は遊具、冬はそりコーナーで遊ぶことが出来ます。
こども遊学館
遊学館は、天候に左右されない屋内砂場をはじめ宇宙や生命・光や水のふしぎに迫る体験型展示が充実しており、子供が楽しめる施設となっております。館内のプラネタリウムでは、ちょっとぐらい泣いちゃってもかまわない、小さな子どもと保護者向けの番組もあります。
図書館
釧路市中央図書館は児童向け図書が充実しており、ファミリー読書ルームやベビールームなど大人と子供が一緒になって絵本を楽しむことができるコーナーがあります。子供の年齢や興味に合わせて多数の蔵書の中から選別して一度に10冊まで借りることができます。駐車場は図書館専用駐車場(無料)が近くにあり70台止めることができます。
気になる絵本をネットで事前予約しておくと、予約取置室から探す手間なく借りることができるので、忙しいママに便利です。また何を選んでいいのかわからない場合に備えて、司書が年齢や季節にあったおすすめ絵本をピックアップしてます。
習い事
様々な体験を幼少期からさせてあげたいと感じるママはとても多いと思います。ピアノ・水泳・英会話・学習塾などの人気の習い事が学べる教室は市内に複数あるので自身の希望に合わせて選ぶことができます。
食事・買い物事情
市内に子供連れでも楽しめる飲食店は多数存在しているので、外食に困るということはありません。買い物に行けない場合は、ネットスーパーや宅配サービスを提供しているところがあります。
釧路市からの情報発信
釧路市からの情報発信は以下の方法を用いております。有益な情報を確認することができるのでぜひご覧ください。
そして、令和4年2月には「釧路市公式LINE」が始まりました。登録と通知受信設定をして子供の生年月日を登録すると健診のお知らせや成長に合わせた情報がLINEに届くようになりました。ぜひチェックしてみてください。
釧路市は様々な子育て施設が充実して利用しやすいので、移住を検討者されている方は、是非一度お試し移住してみてはいかがでしょうか。