ワーケーションの達人が道東でワーケーションをしたことが話題になりました。
地元紙でもカラーで掲載され、注目度の高さがうかがえます。
ワーケーションの達人こと里見 宗律氏( ネクストモード株式会社 代表取締役社長)は、年間159日ワーケーションを行う✨ワーケーションのプロです。今年は海外でのワーケーションにも挑戦するそうです。
釧路市のワーケーションサイトWORKCATION in KUSHIROのインタビューにもご協力いただいております👏
一般的にワーケーションと聞くと《半分、仕事!半分、遊び♪》のようなイメージを持たれがちで、モデルプランには、ほぼ必ず地元の観光や地元企業との懇親会を盛り込みがちですが、達人のワーケーションの特徴は『がっつりワーク』です。月曜日は朝から打ち合わせのラッシュです。合間を縫って昼食をすませるとまた、打ち合わせ。日暮れまでずっ~と仕事です。はじめは身の置きどころがないと感じるほどでしたが、ご本人は常に笑顔で仕事をしていてワーク・エンゲイジメントの高さを感じました。
一番、驚いたことが荷物の少なさ。今回10日間の滞在で休日はサウナや登山なども予定していましたががリュック1つ!取材にいらした記者さんも驚いていました。
余暇の過ごし方も効率的です。基本、早寝早起き!朝は散歩やジョギングをして、しっかり朝食を食べて仕事にのぞみます。昼食は食べられないこともあるので、冷凍食品やインスタント食品などを常備しているそうです。適宜、休憩をとり、ハーブティーを飲んだり、ストレッチ感覚でハードな筋トレをします。ワーケーション先では地元の人と、地元の食材を食べるように意識しているそうです。洗濯や料理、皿洗いなどの家事も良い気分転換になると楽しみながら率先して行う姿はとても新鮮でした。ネクストモード社は2名以上でワーケーションをすると会社からの補助があるそうです。
達人のワーケーションのもう一つの特徴が、地域の魅力や課題に目を向けていることです。鶴居村と包括連携協定を締結するなど「若い人が住みたくなるような新しい働き方の実現に協力したい」と課題解決にも意欲的です。
最新のITについて学ぶハイブリッドイベント(コロナ禍以前はラスベガスで開催)を12月に鶴居村で開催するそうです。【※専門的な内容のためエンジニアの方を対象としています】
今回、達人のワーケーションに同行する機会に恵まれ、最先端の新しい働き方を目の当たりにして驚きと興奮の連続でした。
達人には”いきつけいなか”があるそうです。釧路も”いきつけ”のひとつになるといいなと思いました。